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追手門学院小学校臨海学舎

7月2日(水)~4日(金)
今年度も兵庫県の竹野浜海水浴場で行われた「追手門学院小学校 臨海学舎」の安全管理に従事させて頂きました。
大阪ライフセービングクラブからは高橋・辻村・安岡の3名体制で安全管理を担当しました。

厳しい環境の中での実施

開催期間中は真夏日が続き、炎天下のもと昼過ぎには水温が29℃を超えるほどでした。
文部科学省のガイドラインにより、熱中症指数を測定しながらの訓練実施判断となります。結果的に3日間で実際に海に入れたのはわずかとなりました。短い時間となるからこそ、気持ちが緩んでしまったり、慌てることもありますが児童も先生方も集中して取り組んでおり、追手門学院小学校の臨海学舎を感じることができました。

子どもたちとともに感じた学び

今回の6年生は、コロナ禍と同時に入学し、入学式さえ行えなかった世代でした。
そんな子どもたちが、ようやく全員で海に立つ姿には、感慨深いものがありました🌊
欲を言えば、もっと訓練ができればと思ってしまいますが、一方で、気温・水温の上昇や熱中症リスクの高まりなど、時代の変化に合わせた安全対策の見直しが必要であると実感させられました。

これからに向けて

今回の活動を通じて、大阪ライフセービングクラブは「ライフセーバーが提供できる価値」を改めて考えさせられました。
環境の変化に応じた柔軟な対応、安全管理の提案、そして子どもたちに自然と向き合う力を伝えること。
これからも教育現場と連携しながら、安全で豊かな海体験の場を支えていきます。