臨海学校
2025.07.18 Fri
07.14 Mon-07.17 Thu 今年度も4名体制で帝塚山小学校の臨海学舎の監視活動に当たらせていただきました。4~6年生が泳力ごとのグループに分かれる形式で、学校の先生方や旅行会社の方とも連携しながら監視体制を整えました。 初日対応と体制づくり 悪天候の初日は天候が崩れ、うねりも強く、子どもたちも海に慣れず慎重なスタートでした。慣れない海況に戸惑う子どもも多く、ピックアップが重なりました。1人の不安が周りに伝染しやすく対応しつつ、臨機応変に監視する重要性がありました。 学びの多いサポート経験 学生メンバーにとっては、子どものピックアップを初めて担当する場面もあり、声かけの工夫や姿勢誘導の難しさを実感したそうです。回数を重ねるうちに、より伝わりやすい言葉やアプローチを考えられるようになり、今後のガードにもつながる貴重な経験になりました。 遠泳本番と無事故の4日間 長距離組はテトラ付近まで泳ぐため、流されないよう先生方と連携して誘導しました。目標物の位置取りなど、事前の工夫の大切さも学びました。4日目の1km遠泳では、ピックアップはあったものの大きな事故なく全行程を終了し、子どもたちの達成感に満ちた姿が印象的でした🌊 長く続く伝統行事に例年携わらせて頂き光栄です。引き続き子どもたちの成長に貢献できるよう、頑張っていきます。
2025.07.06 Sun
7月2日(水)~4日(金)今年度も兵庫県の竹野浜海水浴場で行われた「追手門学院小学校 臨海学舎」の安全管理に従事させて頂きました。大阪ライフセービングクラブからは高橋・辻村・安岡の3名体制で安全管理を担当しました。 厳しい環境の中での実施 開催期間中は真夏日が続き、炎天下のもと昼過ぎには水温が29℃を超えるほどでした。文部科学省のガイドラインにより、熱中症指数を測定しながらの訓練実施判断となります。結果的に3日間で実際に海に入れたのはわずかとなりました。短い時間となるからこそ、気持ちが緩んでしまったり、慌てることもありますが児童も先生方も集中して取り組んでおり、追手門学院小学校の臨海学舎を感じることができました。 子どもたちとともに感じた学び 今回の6年生は、コロナ禍と同時に入学し、入学式さえ行えなかった世代でした。そんな子どもたちが、ようやく全員で海に立つ姿には、感慨深いものがありました🌊欲を言えば、もっと訓練ができればと思ってしまいますが、一方で、気温・水温の上昇や熱中症リスクの高まりなど、時代の変化に合わせた安全対策の見直しが必要であると実感させられました。 これからに向けて 今回の活動を通じて、大阪ライフセービングクラブは「ライフセーバーが提供できる価値」を改めて考えさせられました。環境の変化に応じた柔軟な対応、安全管理の提案、そして子どもたちに自然と向き合う力を伝えること。これからも教育現場と連携しながら、安全で豊かな海体験の場を支えていきます。